統合失調症・・・聞いたことありますか?
昔は、精神分裂症と言っていた病気です。
一人の統失のお友達のお話をします。
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私が入院をして、二~三日した頃に「入院生活に・・慣れましたか?」と
言葉をかけてくれたのがT君でした。
二晩、一睡も出来ず車で街を彷徨い、放心状態だった私・・・
勿論、精神科に入院したのも初めてで、内心怖かった・・・
色々な病気の人が居るから、他の患者さんとは
関わらないように・・と、入院の時担当医の院長に言われていたから
尚更怖かった・・・
何週間か経って・・T君と笑顔で話せるくらい回復し、私と同じ
抑うつのAちゃんや今でも仲良しなAちゃん・・息子みたいなK太とか・・・
みんなそれぞれ「心と体」が伴わない苦しみを抱えていた・・
T君は、妄想、幻覚、幻聴、幻触・・・統失独特の状態になり・・
薬の副作用で、ろれつが回らなくなったり、記憶障害だったり・・
ある日、「桜」を聴いて・・泣いていた。想い出があるのだろう・・・
彼は、去年離婚していた。子供は男の子が一人7歳・・
まだ、若い彼の過去を色々と聞いた・・精神的に
病になったのは、仕事のストレスだけではない事に私には気付いていた・・
それは、私と同じで・・「子供」との決別が大きい事・・・
「俺の子供は可愛いんだぞぉ~」と、笑顔で話す姿の反面、
「子供に会いてぇ~よぉ~」と私の前で号泣する姿もあった・・
気持ちは良く分かる・・・・私も同じだから・・
頑張って欲しかった!S君(子供)の為にも前向きに病を
克服して、ディケアに通えるようになって、ちゃんと障害手帳を交付して
もらい、再出発して欲しいと・・・・
「涙が上手く出ないんだぁ~」と、苦しみながらも・・S君を思い出したり
愛していた奥さんとの想い出が頭を過ぎったり、ダメ夫だった事を今でも
後悔して、自己嫌悪に陥ったり・・・・
本当は、心がとっても優しいのだけれど、病に勝てない弱さと怖さと
不安があった事も私はよく分かってた・・・
何度も、何度も励まし、労わり・・・「しっかり病を治して社会復帰して、何年
もかかるかもしれないけど、そのうち男の子(子供)なんだから
元気で居れば、「オヤジ・・一緒に酒でも呑もうぜ!」って・・必ず来るからぁ~と
泣きじゃくる彼を励まし・・「私だって同じなんだよ!娘達と離れて、社会に
でたら独りで自立して行かなきゃならないんだから・・・!」と、涙グミながら
話をして、「独りじゃないんだよ!みんな一緒(^v^)辛い時は分けっこして
頑張り過ぎないように、ゆっくり歩いて行こう」そんな話を何度彼としただろう・・・
他の患者さんとは関わってはいけない事は分かっていたけれど・・・
心の傷は、病名が違うけれどみんな同じ・・・逆に私が逆ギレになった時は
心配してくれていたらしい・・
そして・・・彼の状態は良くなる傾向にないように見えていた・・
うつでも波はある・・過去の辛かった事だって忘れられないし・・・
私だって、未だにお米が食べられない・・嫁ぎ先の町に行くのも町の
光景を思い出すだけで怖くなる・・そして、この道を娘達と歩いたこと
とかを思い出すと涙が出る・・・
だから、統失の人は、周りの人、家族の方の接し方が大変だと思う。
PCと本で勉強したけれど・・長丁場になる可能性が高いかも・・
個人差があるけれど・・
私が退院する日・・・・彼は出ないと言っていた涙を流しながら・・・私の為に
泣いてくれていた・・・「もう、絶対入院なんかするなよ!俺は心配だよぉ~」と
大粒の涙を流してくれた(T0T)
「私より・・お前の方が心配だよぉ~」と、私は笑顔で・・半分寂しさもあったけど
最後の最後まで勇気づけて 両手を握り、涙を拭いてあげて・・「お互いに頑張ろう」
と・・・私は退院した。
統失は・・子供みたいにもなってしまう・・副作用からか・・・何度も目が痛い・・とか
電気も付けてないのに眩しいと言っては、濡れタオルを乗せて・・眠るまで
傍に居たことも何度かあった・・独りが怖いと、私が居ることを何度も確認して
「大丈夫!居るからぁ~」と声かけると安心して眠りに就くこともあった。
本当は他の患者さんの部屋には入ってはダメなのだけれど、監視カメラ
付きだから廊下は全て映る。
何度注意されたことか・・(笑)女性の部屋でもダメなんだよね!
それでも・・事務的な看護士の態度、薬だけ投与すればいいの????
と、思うような体制に不信感を抱いていた。
彼は、消しゴムのように、記憶が消えてしまうときもある。
甘やかせて、世話をやく事は確かに、病院にとっても、彼の病気に対しても
良くない事も分かっていた・・が・・・眠れない時に何度か起こされ
ベッドのそばに立っていたり・・真夜中に取り留めの無い話をして・・
幻覚が見える時は、何もいないから大丈夫だよ(^0^)と、見えているもの
を、否定せずゆっくり、話を聞いてあげて、「何がどんなふうに見えるの?」と
聞いてあげ、「消えちゃえ!~バイバイ~」て、言えば消えちゃうよ(^-^)と
暗示をかけるように・・本人が納得するまで、安心するまで一緒に寒い
死角の場所で話しをしていた・・・
どんな病でも、心のケアは必要だと私は思う・・・
今、私に出来ることは、遠くから見守ることだけ・・
完治しなくても、前向きになって社会復帰に向けて頑張って欲しいと願う・・・
「心の友」だからねぇ・・・
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